NOVEMBER RAIN  6













すごくすごく気持ちがいい・・・
シャアは荒っぽく触れてくるのに、愛撫はとても優しくて。
すぐに自分は夢中になった
 
「アムロ、くちを開いて 」
 
耳に髪に頬に触れる唇に俺は夢中になっていて 何を言っていいるか解らなかった
焦れたシャアが、片手で顎を掴んで 中指で唇をなぞる。
 
「あうん・・ あ? はっ ああ・・・」
 
気持ちよい感触にため息を零すと、その隙に中指が進入してくる
クチュ、クチュ、と口内を長い指が無遠慮に撫で回す 水音がやけに耳に響いた。
口だけでもすごくイイのに、耳を嬲っていた唇がキスを続けながら下に降りていき、
胸元に辿り着くとペロリ、ペロリと尖りを舐め回した。
 
「はっ!あ、あふっ はふぅんっ はぁーん!!」
「ここかな?アムロの良いところは?ちょっと触れただけなのにもうぷっくりとしている」
「あっ あっ そこっ ダメぇ!! あ・・・ あはぁ、 んんっ あっ シャアァ――!!」
 
シャアの舌が執拗に胸元の飾りを撫ぶり
口内に入っている指が、俺の舌をなぞりながら出入りする。
快感に目頭が熱くなって、 多分、今、自分は、 泣きながら腰を振っていると思う。
 
「・・・アムロ 今日の君は、すごいな。下が触れてもいないのに、こんなだ。」
 
見えるかい?と囁いて、顎を下に向かせられる
おもわず目を向けると 涙の向こうに起立をしてはしたなく涎を垂らす自分がいた。
たしかに異常だよ・・・ 今日の俺、・・・何か変だ!
・・・・・だって、もう、 ・・・イキそうになってる!!
 
「う゛ー ふっ うっ しゃー 、 もっ もっ 俺、 イっちゃう!! ほんと、 イっちゃう!!」
「・・・・もう?・・早いな、 ここ、 触れて欲しいかい?」
 
そう言って口から指を出し、俺のソコを軽くつついた。
その刺激でも爆発しそうなのに、触られたら、どうなっちゃうんだろう?
でも、もう答えは決まっている。
 
「ああっ シャア!! 触って! 触って!!もう出ちゃうからぁっ!!」
「こうかな?」
 
シャアが手のひらで まるでイイコイイコするように軽くなでた。
俺はその感触で、一気に目の前が真っ白になり 熱いモノが身体に降り掛かるのを感じる
下半身の感覚がまるで無い
身体の力が抜けきって ピクリとも動かすことが出来なかった。
 
 
 
 














 
 
 
 
 
 
――――ッ!!? 何だ?
 
 
・・・・・しばらく気を失っていたのか いつの間にか体はうつぶせにされている
 
〜〜〜!! つっ ・・・何だろう・・・? 変な、 感じが、する。
 
・・・・身体の、 なか・・・・?
 
 
 
はぁ・・・はぁっ はっ ふぅっ・・・ はっ! はぁ・・・あぁ・・・あ・・・・
 
 
 
熱い息づかいの音が、自分から出ているという事を知るのに随分と時間がかかった。
腰が高く持ち上げられて ・・・指が中を探っているのだ。
クチリクチリと音がする
 
「・・・あ!?ああっ シャア? はぁ、あっ何?あうっ ううーん・・・」
「アムロ?・・・・もしかして今、気がついたのか?随分良い声を出すものだからてっきり起きているのかと思っていた」
「うっ ふっ んあぁ・・・ なに・・し、てる? なんか、 ・・・あつぅい・・・」
「何って・・・ほら、分かるかい?君のお尻の穴に 今 指が一本入っている」
 
シャアは耳元にいやらしく囁くと殊更ゆっくり指を潜らせて中で曲げたりした
意識が急激に呼び戻されて、ぶわっと快感が全身に広がっていく
 
「あ? はぁっ・・ はぁっ・・ はぁんっ や、 も、 ダメ・・・」
「ダメ?本気かい?中がこんなに欲しいって蠢いてるのに?ほら、もう2本も入る」
「あああ!!あああん!! うあっ あっ シャア!!」
 
逃れようと身をよじった・・・・つもりだった。
だが、意識を無視して身体がピクリとも動いてくれない
その間に深い快感が襲ってきて、体はシャアの指をクプリと締め付けて彼を楽しませた。
 
「すごいな・・・君の中は。いつも思うのだが、普通こんなふうに濡れるものなのかい?」
「ああ!あ―――っ!! し、知るか、よ ・・くうっ そんな事ぉ!!」
「そう?私は知っていいるよ?アムロのここはとても良くなると、少しぬるぬるしてくる。
ここと、ほらここも。ゆっくりなぞられるのが好きだろう?中がわなないている。」
「ああっ ああっ シャ、ア―――! そこ、やめてっ オカシクなる!!」
 
オカシクなるくらいいいのだろう?
そう言って中指を曲げ、中のしこりを円を描くようになぞったり柔らかく押し込んだりする
目から涙がぽろぽろ流れた。
――――そうだよ!オカシクなるくらいいいんだ!!
 
「アムロ、下からも涙が零れている。・・・困ったな、もうイキたくなったのか?」
「ふぅっ ふぅっ んっ しゃあぁ? あ・・」
「・・・君とのSEXは病み付きになってしまうな。・・・つい、意地悪をしたくなる。」
「!! ああああ――――! んっ はっ あぁ・・・」
 
指がもう一本入ってきて、中を広げるように蠢いた。
少しキツイ感じがするのにそれでさえも良く感じてしまう
中が勝手に欲しい欲しいと収縮を初め、前もキモチいいのか震えだした
出ちゃう!!
そう思った瞬間、根本が強く握られた。シャアだ。
 
「アムロ・・・ダメだ、 次は、一緒にいきたい。 ほら、入るぞ?」
 
シャアの少しうわずったような声が聞こえ、引き抜かれた指の代わりに指よりもずっと質量の大きい灼熱の肉棒がアムロの中に押し入ってきた。
 
「あああああああ―――――――――!! シャア、シャア!! あっ あああ―――っ」
「アムロッ はッ これは、すごいな。 ―――ッ ク、ウッ! ・・・はっ、狂って、しまいそうだ。」
 
シャアは全て中に収めると回すように動かして、些か性急に馴染ませた
そしてすぐに律動を開始する。
 
シャアも我慢の限界だったのだ。
 
 









 
 
 
 
 
闇の中に、二匹の獣がいる。
シャアはそう思った。一匹は自分だ
 
 
 
荒い呼吸と快感に泣きわめく喘ぎ声、パンパンと高く上がる肉の音
互いの体からは汗の玉が浮かんでは流れ落ちて、まるでぬるい雨の中にいるようだ。
 
アムロの中はいつもより少しキツイ
快感の中に少しの苦しさが混じって、それがとても良いのだ
 
自分とアムロのようだと思って。
 
シャアはアムロをさんざん鳴かせながら、キツク締め付ける尻穴をただ獣のように犯した。
絶頂に駆け上りそうになった時、思い出したように握っていた手をそのまま強く擦り上げて二人で同時に快感を極めた。
交わったところがお互いを震わせ合って快感を深め、
また次への快楽へと枷が外れたかのようにくり返し始めた。
 
「ひぃん しゃあ キ、モチ いいようっ もっと・・ もっとぉ・・・」
「はっ アムロッ 私も、 イイよ。 ずっと・・・こうして、いたいっ ものだ!!」
 
アムロはもう腰を支える事も出来なくなっていて、シャアの腕に掴まれながら好き勝手に揺さぶられ続けた。
先程の解放の時も、もう精液は残っていなかった。
だが、シャアが強く腰を打ち付ける度 甘い鳴き声を上げてシャアに応えるのだ。
もっと、もっとと泣きながらねだって シャアを求める。
これにシャアは狂ってしまった。
アムロが自分を求めてくれる
これ以上幸せな事はない。
 
「クウッ・・・アムロッ 君の中は、良すぎるっ ・・・もっと、繋がっていたいのにっ」
「あぅんっ はぁっ はぁっ ふっ う、 あ、 ああ〜ん」
 
シャアは体位を変えながらアムロを責め立てると
アムロの熱い内壁がウネウネと絡みついてシャアに強烈な快感を与えた。
―――舌打ちしたい気分だった
シャアには射精をする事よりも、繋がり合い、快楽を与え合う事の方が大切に感じていたから。
 
(私たちはもともとひとつだったのかも知れない)
 
強く打ち付けて中へと注ぎ込む
アムロの抱き抱えた片足が気持ちいいのか痙攣していた。
体は疲れ果てているはずなのに欲求だけは際限なくてすぐにアムロを求める
体を繋げたまま仰向けにさせ、両足を抱え上げて上からのしかかる
キスで舌を深く絡め、激しく自身を打ち付けた。
アムロの体が震えている
 
「ふっ ふっ うんっ しゃあ、 しゃあ、あ〜〜 」
「愛している、愛しているよ、アムロ」
 
アムロの足を大きく開かせ自身を突き込む
彼の震えた雄を、自分の腹で擦り上げながら。
 
「あっ ふうんっ!! あっ あっ だめえ、でちゃうっ!」
「ふぅっ いいよ、 アムロ、 愛しているよ? 」
「あっ アッ しゃあー、 ぼくもっ あいしてるっ!」
 
その言葉でシャアの衝動が強く硬くなって、アムロが泣きながら果てた。
シャアもすぐに自分を解放して、アムロを強く抱きしめる
 
 
気を失ったアムロに 「ああ、愛しているよ。」と呟いて。
 
 
 
 
 
 
 



自分、音声入力ソフトを欲しがっていましたが・・・馬鹿でした。間違ってました。
こんな・・・擬音ばっかの文字を入れられるはず・・・無い!!”灼熱の肉棒”とか言うのかよ自分!!
ん??
なんかスムーズに言葉に出せたもよう・・・?
『馴れていくのね・・・』(ウロ) あああ!セイラさ〜〜〜ん!


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