(2) −双魚宮− 「まったく、君は!どうしてそう何でもかんでも口にするの!!」 「お、俺は悪くない!」 暴れ回る蠍座をシーツにくるんで教皇宮から連れ出したのは魚座のアフロディーテ 色々まみれている蠍座を薔薇の匂いのプンプンした泡風呂とやらに突っ込んで猫のようにごしごしと洗う ミロは嫌がりつつも 「アッ ッ ぅぅ…」 甘く悶えた。先程のシオンの責めによる残り火がまだ静まっていないのだ 「あ〜あ〜こんなにピンピンにしちゃって!しょうがない、今すぐ鎮めたげるからじっとしてな」 「あ、ああ…アフロぉ〜〜」 石鹸の滑りを借りてミロの幼い性器をゆっくりと扱いた このアフロディーテ 悪い遊びは手馴れているようで指先は繊細で優しく緩やかにミロを昇らせはじめる 眉根を寄せ、与えられる快感に内股になりながらもミロはこの魚座に抵抗などしない 「アフロぉ…このことぉ リアに…だまって、て、ゥン…くれる、か?」 「? 何を急にしゅんとして。それにそれって今更じゃないの?」 そう。何故ならこの魚座のアフロディーテ、ミロにこれら遊戯の手ほどきを最初に教えた相手なのだ。 ある日の事 まだ子供で今よりお馬鹿だった蠍座のミロは、わりと親切な魚座の主に男との寝方をしきりに習いたがった 魚座にしてみれば寝耳に水の事だったろう。この男だらけの聖域で男同士の性行は珍しい事では無い だが黄金聖闘士の自分達なのだ。女が欲しければ女官がわんさか寄ってくるし、それこそ望めば毎夜夜とぎに女も男もやって来る なのにどうして?もしや自分の容姿に惚れて抱かせて欲しいと言うことか?と勘ぐった魚座であったが まだ全然体も脳味噌も幼い子供であるミロがSEXというのも早すぎるように感じたし、ねだり方が必死でその様では無かった しかもミロが習いたがったのは蓋を開ければ入れられる方で。理由を聞いても頑として話さない この魚座 割と根は良いのだがいかんせんお人好しな上に流されやすい節がある なのである日しつこいミロに根負けし、ミロに大人の遊戯の手ほどきを 苦しがりつつ頑張るミロに疑問を感じ眉根を顰めながら、ミロの最初を頂いたのだ 「ほら、いっちゃっていいよ… あ、何かミロ 良い匂い…」 汗ばむフワフワの毛に形の良い鼻を埋めてミロの性器を撫で回した そのペースは最後までゆっくりで。それに蠍座は狂わされながら小さな背を仰け反らせた 「〜〜〜〜〜ンクッ!」 ミロはしゃっくりするような声を上げた後、飛沫を飛ばしてアフロディーテにぐったりともたれかかった その様にアフロディーテはかつてのミロを思い出す 幼い天使、紅顔の美少年。モチロン、お馬鹿な所も拍車をかけて好きだった。 大きく育ち、環境の所為もあり 幾分かごつく不遜に成長してしまって最近は忘れてしまっていた懐かしい姿 無垢で純粋な精神とよく似合った容姿をアフロディーテは好ましく思っていたのを思い出す そしてその天使を汚して乱れさせる背徳感。美しいモノを汚して堕とす爽快感を それは紅茶にミルクを混ぜるあの混じり合う前の混沌とした一瞬のような 高級で割れば間違いなく痛い仕置きに合うだろう壺を思いっきり床に叩き付けた瞬間のような 昔良くミロを抱きながら味わったその酩酊を魚座はありありと思い出していた そして魚座は変な気分に。下肢を見れば己の逸物はそそり立って刺激を欲している 「あ、…ミロ ごめんね、私も何か変な気持ちになってきた。ちょっと触って…」 「ン…」 羽織っていたローブをするりと落とし、泡にまみれてミロの手を導く ミロはあの時のままなのに、自分は大人になっていて変な気分だ そしてそれもまた倒錯的な性欲を刺激した 「どしたのかな、 変だ、ミロ もっと…強く…」 稚拙なミロの手を上から重ねて己の肉棒を擦らせる だがやがてそれでは満足出来なくてミロの泡だらけの体の至る所に擦りつけ始めた 「ひゃんっ ひぁ… ぁフロォ…」 「可愛い声出しちゃって…ね、ミロ入れて良い?いいよね?君だって欲しいだろう?」 魚座はミロの答えも待たずにバスルームに常備しているゼリーを取り出す それは魚座が好む物らしく綺麗なうす桃色の透明な粘液、性行に華やかな彩りを添える効能があるもので。 それを猛る肉棒に纏わせて 「ン…ミロ、キツイね」 「アウ〜〜〜〜〜ッ」 蠍座にゆっくりと埋め込む。中まで押し込んで掻き回しながらミロをあやす あの時のように… バスルームは淫靡な香りと荒い息で満たされ、終わりの見えない快感に二人溺れかけていたがそれは直ぐに破られた 「お〜いアフロディーテ!酒貰うぞ? …あ、悪ぃお楽しみか? あれ?あれ??」 「………………………ミロ、……の子供、とか?いや、違う…小宇宙が…」 突如現れたのはこの魚座と仲の良いデスマスクとシュラ 「ミロ、だよな?何だァ?また変なモンでも食ったんだろ〜お前」 「/////それはいい、しかし 何をしているアフロディーテ」 「ゥ…あ、ミロ…締めないで、痛いよ デスゥ〜何か治まんないんだ…しよう」 バスタブに浸かりながら艶めかしい色香で誘う、美の女神を冠した男に誰が逆らえよう アフロディーテはデスマスクとシュラに手を伸ばして甘く誘った。ミロはと言うとぐったりと快感に酔っている 「っ…はっ、アフロォ」 心細い声でミロが喘げば、それに口の端を助平に上げたのは素行の悪さで悪名高きデスマスク 「エロイ声出しやがって、魚可愛がったら次お前もしてやかっからな…それまで、」 興が乗ったデスマスクがシュラの肩を押す 「ミロ、ほらシュラのを舐めてみな?俺様が散々教えたろ」 「な…デスマスク!ッッミロ!?」 言われるままにシュラに舌を伸ばした蠍座。そう、この悪い先輩の蟹座にもミロは遊戯を教わっている アフロディーテとミロの関係 デスマスクに知られたのはすぐの事。 悪い遊びをデスマスクにも、言われるままさんざ仕込まれた蠍座であった 「ほら、ミロは中々だろシュラッ …アフロ、いいぜお前」 「ミロ…っ…、…悪い」 流されたシュラもすぐにミロの髪に指を絡ませて悶え始めた それはバスルームに篭もった、ミロから立ち上る淫香の所為か淫靡な薔薇の匂いの所為か 獣のような交わりを、彼らは何度も楽しんだ。 |
…色々なんですが、とにかく続けようかと(苦笑)双魚宮は乱交会場になってしまったもよう
我が家の天秤じぃちゃんはお薬ネタが好きなようです。
ああ!!ここで自分大事な事に気が付いた!総受けとは愛されまくるのがメインにならなきゃいかんのに
こ、これではタダのただれた生活ではないですかっっ!!
いかんな…ヤオイのメインは愛だという事をすっかりわすれとったよ自分
とにかく、次じゃ次!!(←自分サイテーだ)
さてお次はだれでしょうね〜☆