NOVEMBER RAIN 「LAST・NOVEMBER」
貴方に聞いておきたい事が 1つだけあるの
空に 雲に 風に 天の青さに 何を願っていくの?
雨の音がする。
Cat&Dog
・・・どしゃぶりだ・・・・
客のジャミトフ・ハイマンは、たぶんサドだ。
初老の彼はそう何度も出来ない
彼と俺が交わるのはいつもオモチャなんかで散々嬲られた後だった。
―――――バチンッ
音の後にはじん、とした痛みが尻に広がる。
それが2度、3度と続く
「随分余裕だな?アムロ 気が逸れていたぞ?・・そら、お仕置きだ!」
「・・・うっ!? ぐっ あっ あああ! うあああああ―――――っ!!」
でかいオモチャか何かが慣らしもしない俺の中へ押し込まれ始めた。
(クソッ何がお仕置きだ!アンタは俺が痛がるのが楽しいだけだろっ!?)
ぐるぐるに顔に巻き付いてる皮の目隠しが熱くなった。涙が出ているのだろうか?
四つんばいの状態で無理に押し込まれるソレから逃げようとする
が、皮のベルトで両腕を肘まで固定されていて、うまく前に逃げられない。
「ほう?逃げるか、 お前はいつまでたっても反抗的だな」
必死に逃げる俺を嘲笑うように、ジャミトフはソレを全部押し込んだ
引きつるようなひどい痛みに歯がカタカタと鳴る
ナカの大きなモノの圧迫感に、息がっ、巧く、出来ない!!
「ほぉら、アムロの大好きなおしゃぶりだ。良くできたら褒美をやろう」
「はっ、はっ、はぁっ ぐぅっ! ふっうぅぅうぅ〜〜!!うぐぅ〜〜〜〜!!」
歯の根の合わない俺の口へジャミトフのモノが無遠慮に入り込む
ヤツのモノはすでに硬くなっていた。多分俺の悲鳴で興奮したのだろう
俺は早く終わって欲しくて必死に舌を這わすと、
ジャミトフは意地悪く鼻を摘んで、笑い声を上げた。
「お前は本当におしゃぶりが上手だ。 ・・でも、 これでもそうかな?」
「ぐっ ぐぅっ うう、 はぁ ・・・おぐ、ぐっ んん!! ―――――っ!! 」
只でさえ苦しいところにヤツが口の中をメチャクチャに動く ――――すごく苦しい!!
窒息寸前で硬さを限界までにしたジャミトフがやっとモノを引き抜いた。
急に空気が入ってきて激しく咳き込む
そんな俺を余所にジャミトフが何かを取りに行った。
カチカチカチカチ・・・・
何かを刻む音?・・がしてジャミトフの足音が俺の前にやって来る。
「口を開けろ」
そう言うと顎を掴んで指をひとつ突っ込んできた。
〜〜〜〜〜すごく苦い!
嫌がって首を振るがまた鼻をつままれ飲み込むまで指で口を嬲られた
丹念にすりつけられる苦みは口に広がり喉の奥へと行き渡る。
(・・・何だ?)
ぐらりとぶれだす意識にジャミトフの声がエコーしながら響き渡った
「ごほうびだよアムロ お前はいい子だ」
そう言うとバイブのスイッチをカチッと鳴らした
何・・・? ―――――っ!! ・・・・キ・・モチ イイ?
しばらくすると、ただ痛かった後ろのオモチャの動きが気持ちのよさを生み出した。
・・・・・思わず腰が動いてしまう。
〜〜〜とんでもなく気持ちイイ!!
「ああっ あ〜〜〜ん、ひぃんっ あっ スゴイ!! き、もち いい―――!!」
「そうか、そうか。素直でいいぞ?もっと良くしてやろうな」
極太のバイブが体の中をうねりながら出入りして気が狂いそうになった。
さんざん鳴かされた後にジャミトフのモノが入ってきたと思うのだが、よく思い出せない
気がつけばホテルのベットの上で、至る所が血まみれの自分。
サイドボードに置かれている多めに入った札束の封筒
それとビニールに入れられた少量の白い粉
すぐに粉はトイレに流した。
だけどそのうち身体がクスリほしさに震え出す
しばらくその場でうずくまり、一人膝を抱えてうずくまった。
クスリを抜くのに一週間かかった
トイレのパイプに自分を繋いで鍵をドアの外に放る
手元には水、カロリーメイト、そして携帯。
父は籠もる前にマチルダさんにお金を渡して面倒をたのんだ。
妙にイライラして、気がつけば指をしゃぶっていて、
何度ジャミトフの元へ行こうかと思ったが寸でのところで堪えられた。
・・・自分にはやることがあるのだ。 父と、もう一度やり直す事。
そう、もう一度家族をやり直すんだ!
身体がもうクスリを欲しがらない事を知ると友人のカイさんへ電話を入れた。
彼に鍵を取ってもらい手錠を外してもらう。
雨が降っていた。
トイレの窓を余すところ無く濡らしながら落ちていく雨。
窓の外は土砂降りだった。
いきなりくら〜い壁紙でお送りしております。(笑) ああアタシ、年の初めから何書いてんだか・・・
趣味がたっぷりのジャミトフ×アムロ お話はもちろん続きます。