思い 顛末への序章 共に歩んで行きたいと初めて思った人間だった 「ぎ………グ、うううッ…… 〜〜〜〜っっ………うぅっ……」 共に生きる道を許された時、流れた涙を俺は一生忘れないだろう。 「うッ……・・う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ………!………ッ」 託されたあの時の願い、使命の重み 真っ直ぐなお前の生き方に憧れを抱いていた …なのに。 「…あ!………あぁあああっ………ぅンッ――――ッ!!」 「はッ………イク、のか?…………イケよ、…………あぁ………すごいよ、お前…」 エロイよ、お前の中 とろけてて 最高だ… ガンガン腰を振ってミロに囁く 髪を引き掴んで耳を嬲った。 乱暴にミロのどことなく幼い性器を扱き上げて絶頂を促すと ミロはいつものようにボロボロと泣き出してうめき声を上げた 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッあああああああああッ!!!!」 事切れたように失神をするミロを容赦なく揺さぶって快感を貪る コイツの身体は堪らないほど極上だ 白い液を吐き出しながら甘くきゅうきゅう締め付ける中に舌なめずりして注挿をくり返す やがて頭が焼き切れるような快感に飲まれて、俺もミロの中に容赦なく吐きだしていた。 たっぷりと、ゆっくり何度も吐きだして貪欲にミロの躰を味わって… (何でだろうな…) 荒い息を吐きながら、歯を食いしばってミロの背中に綴った。 ミロは起きない。 一度こうなると、本当に死んでしまったかのように暫く何をしても意識を浮上させる事はない だから背中からかき抱いて俺は堪えていた嗚咽を漏らした (何故だろう …何故? なんで、 どうしてッ!) 答えなんて無い。自分が悪いのだ、何もかも…! 後戻りは出来ない。 あの、どこか空虚だが生ぬるく幸せな日々にはもう戻れやしないのだから。 (ミロ…ミロッ…愛している、愛して…) 縋り付いて泣いても、きっとお前は俺を許しはしないだろう。 毎晩のように陵辱をくり返す俺を 暴力でお前を組み敷いて好き勝手する、この俺を。 (なのに愛してるなどと、なんて俺は勝手なのだろう…!) 女神よ、どうか俺を裁いて下さい。 俺は愚かです。せっかく生き返らせて下さったのにまた過ちをくり返しています。 俺に罰を…この身をどうかまた冥界に突き落として下さい。 いくら後悔をしても… 俺はまた過ちをくり返す。 …そしてまたこうやって性懲りもなくくり返すのだ。懺悔などとおこがましい呟きを。 救いようが無い。我が身ながら本当に救いようがない… だってもう無理なのだ。 もう、ぶら下げられた餌を前に舌なめずりしているだけでは済まなくなっているのだ。 一度知ってしまった肉の味 愛する者の身体を前に自制は効かなくなっていて 心が手に入らぬのなら躯だけでも 誤った選択を選んだときに戻れぬ道に来てしまった あとはただ落ちるだけ 真っ逆さまに暗闇の中をただただ深く落ちて行くだけだろう (ああ、どうしてこうなった?) なんどもくり返す ああ、どうしてこうなった? 何故、俺は お前にこんな事をしている? |
とりあえず裏なのでエロからの始まり。独白よりも、ちょっと生々しい描写で
この後から、どうしてこうなったか時間がさかのぼります。…あえてこれがいつなのかは書きません
でも、カノンがいるという事は…?