ホクホクしながら“いいものを聴いたな〜”などと盛り上がる冥闘士を余所にして冷え込む黄金聖闘士約4名
その時シャカが立ち上がった…やはり仏陀が言ったように“トリ”は私であるべきだったのだ!!(←実はミロが言ったのだが)

シャカは攻防一体の構えでリモコンを操作し照明を操作するとあぐらを組んで偉そうに言った


シャカ「聴かせてやろう、このバルゴのシャカの歌声を…
わたしの前にひざまづけ!そして大地に頭をすりつけ このわたしを拝むのだ〜〜〜!」


冥界三巨頭「「「 …あいつっていつもああなの? 」」」
黄金「「「「 …いつもああだ。 」」」」


「私の顔こそ引導代わり、迷わずこの歌をききたまえ!真打ち、シャカが歌ってやる 星屑の伝説!!」


とりあえず後が怖そうなので、一同は形式的に盛り上げて見た



いつまで〜も〜 変〜わらな〜い〜 ほ〜し〜のひ〜〜り〜の〜よ〜おに〜
お・ま・え・が・くれた  う〜を〜 ボ・ク・は 忘・レナ〜〜♪



ミロ「ん??意外とまともだな」
カミュ「………………意外だ……」
カノン「まぁ、所々アレだが…いたって普通だな。」
サガ「お前達…シャカを何だと思っているのだ…?」



お〜もい出〜に〜 〜きぃるナァ〜よ〜〜 諦・め・は 早す〜ぎる〜〜♪
あ・し・た・の・た・に〜 ぃ〜のちを〜〜♪
燃・や・し・続けよおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜♪♪




ラダ「中々良いではないか!悪くない!!」
アイアコス「ふ〜〜ん、アレだ。最初は電波な人かと思ったが、ヤツは天然ボケタイプの受けってやつだな」
ミーノス「ナルホド…攻めに見せかけて天然な受けですか。まぁ顔もキレイめですしね」

カノン(いいえーーーー!!アイツそのままデンパですからぁぁぁーーーー!!!キチク電波ですからぁぁぁ!!!)
カミュ(…………シャカは………間違いなく、攻めだ………!)
ミロ(攻めとか受けとかよく分からんが…シャカは俺も真っッ青なドSなのは確かだ。)
サガ(…天然ボケというのは…間違っていないがな…。)←なぜかそっと涙を流すサガ



信じている〜〜♪ (舞出す沙羅双樹の花びら)

感じている〜〜♪ (自分にちょっと酔ってきたもよう)

ひ〜み〜つ〜のぉぉ〜〜 ちっかっらを!!!!!

どんぎぶあっぷ! じっぶんを!!
れっつげっつあっぷ! しっんじって!!
た・た・か・い・つ・づ〜〜ける〜〜〜とぉぉ 誓うのっさっ!!!




冥界「「「………………熱いな…。」」」
黄金「「「「………………………熱唱してるな……………」」」」

一同「……………………………………………………・」



あいどんくらい〜 なぁ〜みだっはぁぁぁ〜〜〜♪
あいきゃんすとっぷ! イっらなぁっいい〜〜♪

くぅ〜だけちるっ! ほ〜しくずがっ! なぁ〜〜みだでくもぉぉぉるぅぅぅぅ!!!



その時何者かが侵入してきて…



ぐっっっばばばばばばばあああああああいいいい♪♪♪ 『ぶち!!!!!』



何と…シャカのカラオケをぶっちりと切った!!



青ざめる黄金聖闘士
ぽか〜〜んとする冥闘士
乱入者はこれまたキラキラと金の聖衣を纏った戦士達だ。
シャカはマイクを持ったまま(開眼したまま)固まっていた!

アフロ「なぁ〜〜によ!アンタ達だけずるいじゃないのよっ!!アタシ達も混ぜなさいよ!!」

…どん!
目元を赤くしたアフロディーテは『美少年』と書かれた大きなビン(一升瓶という←カミュの氷河仕込みの日本知識
をテーブルに叩き付けてオカマのように怒鳴った。

デス「そうだっPi! 俺たちだけのけ者とはずるいっPi!!!!」

…どん!
顔を赤らめた蟹が『開運』と書かれたビンをこれまた叩き付けて怒鳴り散らした。

シュラ「………………………。」

…どん!
シュラだけは無言でビンを叩き付けた。ビンのラベルは『黒龍』
そして一同をつぶ目で睨み付けるとこう言った

「俺たちも混ぜて欲しい」

これにいち早くフリーズが溶けたサガが
「…かまわぬ。が、客人の前で無礼は許さぬぞ?」と
まるで偽教皇時代のような口調で言った。
つまりOK という言葉にはしゃいだアフロディーテが甲高い声で叫び出す!


アフロ「やったあ流石はサガぁ!…よぉぉぉぉぉし!!…シュラ!デッちゃん!!例のあれ、いっくわよおおおお!!!」
シュラ「…やるか、久々に!」
デス「おし!気合いをいれんぞ〜〜〜お前らぁぁぁ!!!」



デスマスクの一言にオウッ!とかけ声をかけたシュラとアフロ
シュラはリモコンを光速の動きでつかみよどみなく番号を入れ
アフロは『邪魔よっ!』と固まったシャカを横に追いやり
デスがシャカからぶんどったマイクをシュラにほいっと投げて寄こした。

何やら始まりそうな予感に期待を高める冥闘士
例のごとくパフパフシャラシャラ音を立ててアイアコスとミーノスが盛り上げる

ミロ「へ〜〜〜、誰が歌うんだ?デス?アフロ?」
カミュ「…3人で歌うのではないか…?」
カノン「馴れてるな…良く遊んでたのか?サガ」
サガ「私の前では無いが…彼らは良くつるんで遊びに行ってるからな。」
アフロ「ねぇサガ!アタシ達何番手〜〜〜」
サガ「確か…10番目か?」
デス「何だよっ…そんなに歌ってたのか…!…1,2,3…あ、もう一巡終わってんのな!じゃあ俺らがトリか!」
アフロ「いやぁ〜〜ん!アタシ達トリなのぉ??いよおおおおしっ!デッちゃんちょっとコッチ来て!」

アフロディーテがデスマスクをひっぱって何やら叫んだ

『アフロッ…ロォォーーーズ・ミラクル・メェェェェイク・アップ!!!!』

二人はバラの花びらに包まれて…何と変身をした!

アフロは聖衣の上からチアガールの衣装!手には黄色の大きなポンポン
デスは同じく聖衣の上から日本の袴・たすきがけと両手には大きな日の丸扇子

あっけにとられる中、シュラが珍しく大きな声でマイクに向かって叫んだ


『カプリコーンのシュラが歌う! めざせ!一番!!』


照明がぱっと落ちるとスポットライトが中央を照らす
現れたのはデスとアフロ ポンポンや扇子で踊りをつけて黄色い裏声で歌(?)いだした。


『めざせ!めざせ!ガンバレ一等賞!』パンパン!←タンバリン鳴る音
『続け!続け!マ・ケ・ル・ナ・ヨ!…ハァッ!!』



ちゃんちゃらちゃんちゃんちゃららちゃららら〜〜〜♪
ちゃららちゃららちゃ〜〜らら!




でっかい空の果て☆〜には!



黄金「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!っ」」」」



でっ☆かい海のむこ〜には!
ど〜んな・ドキ☆ドキ☆〜〜〜♪ まあていっるん〜〜だろぉ〜〜〜!?




黄金((((しゅ…シュラ〜〜〜〜〜?????何があったぁぁぁぁ!!!???))))
アイアコス「……ぶはっ!!」(←いきなりこの路線で吹いた)
ミーノス「……ぐはっ!!」(←予想外の展開に吹き出す)
ラダマンティス「……ぶほっ!」(←飲んでいた飲み物を噴きだした)



机のま☆えでは・ワカラナイ☆
ホ・ン・トか ウソかも☆ワカラナイ!
そぉ〜〜おさっ☆ 自分でぇ〜〜〜!たしかめぇる☆だ〜けさぁぁぁぁ〜〜〜♪




ウインクしてちっちっち!とやるシュラにサガ・カノン・ミロ・カミュ呆然。
一方ゲラゲラ笑い出した冥闘士・シャカは未だにフリーズしたまま



み〜たことも〜〜〜ない〜〜〜♪ かぁ〜〜みさまなぁ〜〜〜んて〜〜〜♪♪
あ〜〜〜〜てにして〜〜たらぁ〜〜  おしまいさぁぁぁぁぁぁ☆☆




サガ(私の所為だっ!私のっ…!!死のうっ!死んで詫びるのだぁぁぁぁぁ!)
カノン(…ちょっ!?何をしている兄貴っ!!やめっ!なぜ首を吊るっ!!??)
サガ(あれはきっと昔シュラにかけた幻朧魔皇拳の後遺症に違いないっ!手を離せカノン!私は今すぐ死ぬ!!)
カノン(ま、…まだそうと決まったじゃ……ミロッ!!!)
ミロ『…………(目がキラーーン)リストリクション!!』
サガ「ぎゃあ!」(←中枢神経をやられて身体を麻痺させた)



でっかい☆ でっかい☆ し・ん・じ・ろ・ じぶんをぉ〜〜〜!!
まっかに☆ 真っ赤に☆ も・え・る・ん・だ☆


デス&アフロ『はっ!はっ!はっ!』(←ポンポンと日の丸扇子で音頭を取る)


がっちり☆ がっちり☆ か・し・こ・く・なるよりぃ〜〜〜♪
あっつい! あっつい!! おぉ〜〜〜きな  バ ☆ カ ☆ に ☆ な ☆ れ☆!!


デス&アフロ『はい!』(←紙吹雪を舞わせた)



ミーノス「やりますね!?めちゃくちゃ芸達者多くないですか??」
アイアコス「俺聖域の子になっちゃおうかな〜〜!!?ちょ〜おもしれぇ〜〜〜〜!!」
ラダ「冗談もほどほどにしとけ!だがおもしろいぞ!…ん?カノン、何故泣いている??」
カノン「分からん…分からんが涙が止まらない…(許せ、シュラよ…兄貴を存分に恨め…)」



ケンカに☆強くなり〜たい! おんなのこ☆にも モテ☆たい〜♪
ど〜〜んな!ゆめでもぉ〜〜☆ ハ・ン・パにすっるなよぉ〜〜〜☆




カミュ(………………………・そうだったのかシュラよ………。)←純粋に驚く



思い切りリッチになりたい☆ 誰より偉くなり〜たい☆
い〜ちど☆決めたらぁ〜〜 あきらめっちゃ・ダメさぁぁぁぁ〜〜〜☆




ミロ(俺の中にいる漢なシュラよ…安らかに眠れ…(滝涙))



く〜るしくなってもぁ〜〜! やぁ〜〜めたくなってもぁ〜〜!
は〜しり続けろ〜 明日へとぉ〜〜〜〜〜!!




この時はしゃいだミーノス&アイアコスが蟹と魚に並んで踊り始めた
シャカ『わ・・・・・・・・・・・・・・・』



どんなに☆ どんなに☆ 笑われたぁ〜あって!
ガッツで☆ ガッツで☆ マ・ケ・ナ・イ・ゼ☆☆


魚介・ミー・アイ『はっ!はっ!はっ!』
シャカ『……………・・私が…………・・』



ガンバレ☆ ガンバレ☆ 追い越せ! 飛び出せぇぇぇ☆
ぜったい! ぜったい!! イ ☆ チ ☆ バ ☆ ン なぁってやる!!!


魚介・ミー・アイ『ハイッ!』


シャカ『わぁ〜〜たぁ〜〜しぃ〜〜がぁ〜〜う〜〜たぁ〜〜う〜〜のぉ〜〜だぁぁぁぁあああああ!!!!!』




どっかあああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!




その時だった…!
シャカがさらに開眼・コスモを爆発させたので臨時カラオケ部屋は見事に吹っ飛んだ!!


後日、アテナにこっぴどく叱られはしたのだがさすがに黄金聖闘士&冥闘士
傷一つなかったそうな。

…あ、聖衣付けてなかったサガは法衣が吹っ飛び真っ裸にはなったが傷ひとつ無かったそうな。









皆さん、聖衣とか冥衣とか付けてて ほんとに良かったですね。
…おや?サガさんは裸になれて満足ですか?皆さん、良かったですね。

(↑ムーミンのナレーション風味で終わってみる)










おれは〜いつでもっ☆もえてるのさぁ〜〜〜♪



…そしてサガが肌を晒して終わる。お決まりのパターンその1 あ、年中3人の日本酒はイメージッス。
それにしてもシュラにはとっても笑わせていただきました。目指せ一番☆子供の頃にラムネス見たっけか。ちとうろ覚え
シャカは少し哀れでしたが、リベンジ来ますからダイジョブです。皆さん、カラオケは楽しく仲良く遊びましょう!(オシマイ)