祝! 絶対上昇限度再開! ということで、当サイトを新たにリンクしてくださったという記念というかお礼に、この話をマイマイさまに捧げます。
えー、最近こんなんばっかだなwwwwwww
お題がSMでカノミロということですので、欲望の赴くままに書いてしまいました。
すんません、こんなんで。
なんかすごく足りない感じですね。すみません。
鼻血どころか涎も出ないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
*作中出てくる代物は現存するかどうか、作者は知りません。
脳内の赴くままにやっちまいました。
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玩具
今日は双児宮に珍しくサガがいる。
だからミロは呼べないなあ。
ちぇ、せっかく試したいものがあったのに。
ミロのあんな声なんて、いくらサガにだって聞かせてなんてやるものか。
アノ声はオレだけのものなんだから。
カノンはちょっとした袋を肩から担いで石段を上っている。
目指すは天蠍宮。
今日の甘い時間は年下の恋人のところですごすのだ、とカノンは勝手に決め付けている。
――それにしても、ミロのやつ、いつ気がつくんだろうなあ……――
カノンはミロのちょっとした行動を思い出してひとりくすくすと笑う。
あの様子じゃ、当分気付きそうもないから……そして気付いてしまったら面白くないから……カノンはそれを本人には決して言わない。
――今日もきっとそうなんだ――
緩みそうになる頬を無理やり押さえ込んで、彼は天蠍宮のエントランスの前に立った。
呼び鈴がなる。
「あーい」
ミロはこんな時間に誰だ? と思いながらドアを開ける。
「あ、カノン! どうした?」
ドアの前にたたずむ長身の恋人を認めると、ミロの顔はぱあっと明るくなった。
「なんだよ。来るつもりだったら言ってくれればよかったのに。オレ、晩飯食っちゃったよ」
ミロは少し残念そうな口ぶりでカノンを中に上げる。
「いや悪かった。ちょっと注文していたものが予想より早く届いたものだからどうしても早く2人で愉しみたくなって」
カノンは綺麗な顔をして笑った。
「なに頼んだんだ?」
持ってきた袋の中身を見る。
……。
ミロの顔が一瞬こわばった。
一見一輪車の車のないやつ、と言えばいいのだろうか。
それだけならまだいい。
サドルのところに屹立しているソレはイッタイナンダ?
――まさか、オレにこれに跨れ、とか言うんじゃないよな――
顔が引きつる。
ミロの考えなどカノンはとっくにお見通しで
「まさかミロに、って訳じゃない。これはじゃんけんで負けたほうが、ってことでいいと思う」
言いながら彼はにやり、と笑った。
じゃんけん、か。確かにそれならある意味公平だ。
ミロはああ、それならいいよ、と申し出に頷いた。
で、結局。
両手を後ろ手にして手錠をかけられる。
秘所と中心には媚薬を念入りに塗りこめられた。
少しして
「……ん……ぁ……。も……っ!」
床の上で転がるようにして、下肢をもじもじさせながら媚薬の効いてきたミロが縋るようにカノンを見た。
「じゃあ、乗れよ、コレ」
先ほどの新型の玩具にカノンはミロを促す。
じれったさに耐えるミロの足がぷるぷると震えていた。
「我慢できないのか?」
聞くとミロは頷く。
カノンはミロの腰を抱いてミロの菊門にソレの頂点がくるようにあわせて、ゆっくりと腰を落としてやった。
「ぁあああああっ!」
ミロがそのモノの圧に耐え切れず喘ぐ。
体中が歓喜に震えた。
「ミロ、ペダルに足をかけろよ」
「ん……」
「漕ぐんだ」
「ん、……っあああっ! やっ!!!」
ミロが足を使って漕ぎ出すとサドルがそれに連動する仕組み。
サドル全体がバイブレーターのように震え、ミロの中のモノが抽送をはじめた。
中のソレは的確にミロの弱点を抉りたてる。
「ひっ! やっ! あああっ!!」
とんでもなく気持ちいい!
足腰の力が抜ける。
しかし、漕がなければ自分に絶頂が来ることはなく。
「かの、かのんっ! たすけっ! イきた……ぃっ!」
泣きそうな顔をしてミロはカノンに許しを請う。
「かのん、のっ! い、れてっ! ねえっっ!」
カノンはにやにやしながら冷たく言い放つ。
「それで1回ちゃんとイけたらご褒美やるよ」
「そ、んなぁ……!」
カノンだって我慢してる。
玩具に弄ばれてひくひくしている恋人の痴態を放っておくなんてできやしない。
本当ならすぐにでも突っ込んでやりたい。
その証拠にカノンのジーパンの中ははちきれんばかりだ。
ミロの見せる姿にくらくらする。
しかし、そんなことを言うのは自分のプライドが許さない。
「なあ、自分で玩具に跨って自分でしてるの見られてるの、恥ずかしくないのか?」
口元に厭らしい笑いを浮かべながら訊く。
「うんっ! は、ずか……! だから、も……、ゆるし……!!」
イきそうなのにイけないもどかしい表情で、ミロは必死にカノンに訴えた。
「それでイってからな」
カノンはペダルを少し早めに回してやった。
あ、あ、あ……!!
突き抜ける快感がミロを襲う。
もう、ダメ。
おかしくなる。
「やっ!もうダメっ! イっちゃう!!」
「ん、イけよ。見ててやる」
「かの……っ! はずかしっ……!」
「我慢、できないんだろ?」
「うん、ん……!」
「じゃあ、言えるな。言わなきゃイかしてやらない」
「〜〜〜〜〜っ! かの、んっ! ああっ! 見てっ! 玩具でイかされちゃう恥ずかしいオレ、見てぇぇぇぇっ!」
「ん、見てやる。恥ずかしいな」
「うんっ! でも、もうっ!」
「ああ、出しちまえ」
「うん、うんっ! あああっ!!」
ミロは体をびくびくと痙攣させると、白濁を放出し、何の支えもない後ろに倒れそうになった。
「ミロっ!」
咄嗟にカノンがミロを支え、同時に唇に口付ける。
「……ぁ……かの……」
「いいコだ。ご褒美をやろう」
カノンはミロを抱き上げるようにして玩具を取り外すと、そのままベッドまで彼を運んだ。
両手の手錠は嵌められたまま。
快感を植え込まれてまだ敏感になっている体にカノンの屹立が埋め込まれる。
「〜〜〜〜〜〜っ!」
背中をのけぞらせて本能のままの叫びを上げるミロの体をカノンは支えた。
「ほら、こんどはひとりじゃない。オレがいるから」
「うん、んっ、あっ! またっ!」
「何度でもイけばいい」
知れた弱点をカノンは遠慮することなく責めたてる。
ミロはずっと声を上げ通し。
快楽からくる体の痙攣は止まらない。
そこからくる奥の締め付けにカノンも気を抜くと持っていかれそうな気分になる。
「ミロ……っ! よすぎるっ! オレ……!! ああ、好き、だ……!」
恋人を責めているのか、逆に責められているのかも分からなくなるような刺激。
「ねえ、かの……っ! もう、手っ……! かの……を、だきしめ、たぃ……っ!」
「ん……っ!」
ミロの息も絶え絶えな訴えにカノンは応じる。
手錠を外して2人がより密着する形になると、カノンの抽送はより激しさを増した。
2人の絶頂に向けて刺激は一直線に向かう。
「もう! もうっ! かのんっ! イくっ!!」
「んっ! ミロっ! オレ……も……っ!」
止められない。
「〜〜〜〜〜〜っ!」
2人はほぼ同時に絶頂を迎え、その場に抱き合うように倒れこんだ。
「しかし……」
ベッドの中で寝息をたてるミロを見ながらカノンは思う。
――こいつ、じゃんけんで最初に出すのパーばっかりだってこと、いつになったら気付くかな――
そしてふ、っと笑った。
気付いてくれないほうが、まだ当分はいいかな。
そのほうがミロの痴態をまだ堪能できるから。
そんなことを考えながら、カノンはミロを抱きしめて眠りについた。
End
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すんません、自分あたま悪い生き物なので↑の一輪車のようなモノ マジであるかと錯覚しました。
つーか、なんすかこのツボドストライクはっっ!!はなぢ?そんなモンじゃ済まされませんよ!!
自分↑のノンのような状態になりました(笑)
……というかですね。これ読んでふと思った疑問。
『新型の玩具』
……え?つまり旧型が在る??
ん?つまりこの機能に至るまで開発が重ねられた!?
えええ!?それは誰によって?
き、決まってる!!ノンだよっ!!ノンが寂しい教皇様(シオン←笑)に勅命を受けて開発したに決まってらぁ!!(おいおい)
で、妄想暴走モード突入。
↓以下自分勝手な無茶苦茶メチャクチャ妄想を書き綴ってみたりする。
あてんしょん!!
なお様の素敵世界を汚すギャグ世界。勝手大嘘妄想話
しかもカップリング サガ&カノン×アイオロス(←ええ!?)
しかも激しく陵辱系(笑)SM…かもしれん!!
表現はまったく無いが童虎←シオン前提。
そして… ミロ×カノン。
不快指数180%間違いなし
スンマセンなお様こんなんつけちゃってごめんさい。ごめんさい。ごごご御免なさいぃぃ!!!
ダメな方、バック!!ブラウザバックだ早くっっっ!!
とにかく↑の注意書きが許せるお客様だけ↓へどうぞすくろーるぷりーず
嫌になったら読むのを止めてね!?絶対ですよ、マジで!!
そして相変わらずの18禁ですよ!大人のお嬢さんだけどぞ
※この下の話はなお様の承諾も得ずマイマイが勝手に書きました。
↑のお話に触発されましたが、↓に登場するのはこの下らぬサイトの聖闘士さん達です。
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プロジェクトX 〜この玩具はこうして開発された。職人達の熱き魂〜
ここは教皇宮の地下開発施設。ここでは今日も、教皇より勅命を受けた二人の双子座が器具の開発に頭を悩ませていた。
サガ「どうかな、アイオロス 具合は良い? いけない、足が止まっている」
ロス「ひがあぁ…!許しっ、もう許してくれッ!!あ、ぐぅ…く、苦しいぃ んぐっングンッッ!!」
カノン「おいおい、サガ。お前が動かしたんじゃ意味が無い。これは羞恥系自慰玩具なんだから」
カノンがそう言いながらアイオロスの体を持ち上げる。ごっそり抜かれる刺激にアイオロスは酷く痙攣を起こした
極度の快感は拷問である。ロスの雄と腕は戒められ秘部には得体の知れない軟膏がたっぷりと塗られた状態
彼が今まで跨っていたサドルからは通常付いていないモノがズルリと抜け落ちる。繋がっていた箇所からは糸がヌルッと引いた
サガ「やはりコレではちょっと大きかっただろうか。サドルを漕ぐ時、漕ぎにくそうにしていた箇所があった」
カノン「だな、ほら見て見ろよ!コイツの穴…真っ赤になっちまってるよ 可哀想に」
アイオロス「ひぃっ!やめぇ……み、見るなァ」
カノンが痙攣したままのアイオロスの尻を高く持ち上げて両手の人差し指を深くずっぷりと射し込んだ
散々器具に弄ばれていたアイオロスの尻穴はだらしなく綻んでカノンの指を難なく受け入れる
カノンはそれを嘲笑の眼差しで眺めながら人差し指を左右に開いた。それにサガも覗き込む 二人は声に出して笑った
中を覗き見られたアイオロスはどうしようもない羞恥に身を震わせる。瞳からは涙が滲んでいた
アイオロスの輝くような肉体と精神は今、汚され 堕とされ どうしようもなく辱められていた。
二つの指から開かされていた淫肛からはやがて白き液体がぽとぽとと零れる。
それは玩具で弄ばれる前に行われた陵辱によって、二人から注がれた精液だった
カノン「おいおい、だらだら出ているぞアイオロス。サガ、お前出し過ぎじゃないかこれは」
サガ「お前と二人分だからね、ロス…残念だよ。君の穴が緩いから奥に注いだのに ほら、出てきてしまった」
ねとりと零れ出す液体をサガの指が弄んだ。それを強制的に見せつけられる
だらだら零れ出す感覚が止まらない。力を入れて締めようとしてもカノンの二本の指がそれを許さない
アイオロスはまるで二人に排泄を見られているような気分になって羞恥心に精神が錯乱を始める
さらに堪らない羞恥に追い打ちが
サガがぐぽぐぽと二本指を突っ込んで中を掻き回す。
どうしよう! 恥ずかしいのに、恥ずかしくて死にたいような気持ちなのに。
――――前が起っていた。
どうしようもなく勃起して、サガの指に快感を感じはじめていた。
カノン「感じているようだな、ほら、こいつのココ 今にもはちきれそうじゃないか」
サガ「ああ。それにこのヌルヌルは精液だけじゃないね… アイオロス、これはいけない。君は仕事を何だと思っている?」
君の使命は教皇様をお慰めする器具の被験者なのだからね。
サガが神のような微笑みで、指を中で二本目一杯に開いてから残酷にアイオロスの中から引き抜いた
そしてカノンに向き直る。「形を変えてみてはどうだろうか。」悶えるアイオロスを捨て置いて開発者の顔になる
カノン「俺もそう思っていた。イボが付いたものはどうだろうか?」
サガ「回転に合わせて、良いところを絶妙に刺激する造形が好ましいね」
カノン「ふ、ん…抉る訳か。良いんじゃないか?出来ないことはあるまい」
カノンがそう言うと張り型の造形者が幾つかのフォルムを提案し、それを座部の突起にすげ替えて回して見せた
何度もそこに跨らせられて、幾度もアイオロスは発狂したような雄叫びをあげる。
そんな作業場なのだ 無理もないだろう
アイオロスは高ぶった開発者達から、その器具から降ろされている合間 性欲処理に使われた。
そんな事をされてアイオロスの気が狂わない方がおかしい
同じ黄金聖闘士の双子座ならまだしも、雑兵や神官達にも嬲られて…その眩いばかりの精神は次第に闇色に染まる
それをサガが愛おしそうに眺めた。どうやら彼はそれが目的であったらしい
汚れを知らぬ羽根を持つ者を、引き摺り堕として羽根をむしり取り 屈服させ 地に堕とし 我が物としたいという願望があったようだ。
そしてそれは項を奏す
アイオロスは快楽に没頭しはじめ 快感にふけりはじめる 目は虚ろに 口元ははしたなくも涎を垂れ流した
止まらないペダル… 漕ぐ度に掠める絶妙な快感がアイオロスを夢中にしているようだ
回すときの微かな金属音に混じって 卑猥な水音が響き渡る
内臓を掻き回すぐちゅぐちゅという音が、二人の満足を俄に満たした
カノン「気持ちよさそうだな、アイオロス 中は快いか?」
ロス「はぁ… ああぁーーーーーっ いいっ イイッ す、すごくぅ〜 いぃーーーッ」
アイオロスが鳥肌を立てて痙攣する。弛緩した体は支えられ、力を無くした足は勢いで回るペダルにつられて回る
サガ「ああ、いっちゃったんだね ロス。ね?前も扱いて欲しいかな…ここを思いっきり扱いて両方でイきたいだろう?」
サガが甘く囁く。そしてペダルをアイオロスの足ごと回しはじめる。やがてロスはそれに辿々しくもつられて漕ぎ出しはじめる
カノンはアイオロスの尻を勢いよく叩いて、もっと回せと促した。まるで馬のような扱いのそれ
だが叩かれる度にアイオロスが面白いように反応して二人を楽しませる。それは彼の尻が真っ赤になるまで続いた
ロス「ふぅ、ぅう!!ンぅッ い、いきたいっ…いきたいサガッ!ここ、をほどけぇ 出したいだしたいダシたい!!!」
サガ「良い子だ、アイオロス…ならば解るね?ほら、大きな声で言ってごらん?」
サガの嬲る手はアイオロスの雄が戒められた革のベルトをいやらしくなぞる
アイオロスは大粒の涙を流してサガに哀願した。その凄絶なイヤラシさにそこにいた誰もが生唾を飲む
ロス「ぃひぃっ!サガッサガァ〜だめなおれをみれくれっ おれのおっきぃのぉ しごいてぇっ〜いっぱい!しごいてぇ」
サガがにっこりと笑ってアイオロスにキスをした
そしてロスの戒めるベルトの要を綺麗な指でチン!と弾いて彼にそっと囁きを
サガ「ダメだよ、ロス もっともっと汚れてごらん?私の所まで堕ちておいで。そしたらご褒美をたくさんあげよう」
絶望したようなアイオロス 早まる車輪 飽くなき快楽の追求は続けられた。
翌日も その翌日も
在る程度の物は教皇宮に届けられたが、その開発は未だ終わることを知らない
それは人間の無限の欲望を表しているのかもしれない
開発は今も淡々と続けられているらしい
そんなある日の事、カノンはその玩具の新作を持って天蠍宮を訪れる
改良を重ねたその玩具は、技術者に頼んでおいたペダルに連動しサドルが細やかに振動するもの
そう、サガの想い人はアイオロスだが このカノンの想い人はミロだった。
カノンには兄のような、周知に見せつけるような類の嗜虐思考は無かったが…またしかしカノンも雄。
想い人が自分の目の前で乱れ、哀願する様を堪能したいと思うのは無理からぬ事だった
ミロ「お!カノン、久しいな。急に天蠍宮に訪れるとは何かあったのか?」
カノン「…用がなければ会いに来ては不味かったか?お前にとって俺とはそんなモンなのか。」
拗ねた風を装えば、その初々しい若者は慌てた様子でそんな事は無い!俺もとても逢いたかった!!等と取り繕った
モチロン、ミロは俺達が行っている禍々しい器具の開発など微塵も知らない。
お前もサガも、アイオロスまでも勅命と聞いて退屈していたのだ。と彼が屈託無く笑う
それに微笑みながらも、カノンは大きな袋を置いてミロにすり寄る。長い睫毛にキスを落として細い腰を抱き寄せた
ミロ「お、おい…まだ昼間だぞ。それにその大きな袋は何だ?」
カノン「気になるのなら開けてみればいい」
ミロ「?…ではそうさせて貰う。…………………………?何だこれは」
ミロは目にした物に幾分か引きながらカノンを見つめた。
サドルの突起の卑猥さに 頬が僅かに朱に染まっている。
カノン「ちょっとしたお遊びだ。目新しい物を手に入れたのでお前と楽しみたいと思ってな」
ミロ「だからといってこれはあまりにも…」
カノン「…なにも初めからコレをお前に使おうというのではない。お遊びだと言ったろう?」
ミロ「??」
カノン「罰ゲームみたいなもんだよ。そうだな、じゃんけんで負けた方が使うというのはどうだろう?」
ミロ「…………………………じゃんけんか。公平か、ならばいいだろう 勝負!」
カノンは心の奥底でニヤリと笑った この勝負、もう勝ったも同然なのだ
ミロは未だ気が付いてないクセがある。それはじゃんけんの最初にグーをだすというクセ
勝ったと確信しながらカノンは初手にパーを出す。だが、その確信は無情にもチョキによって破られた。
カノン「な、なにぃ!?」
ミロ「どうだ?スコーピオンの牙は。痛かろう?」
カノン「!!…もしかしてお前っ」
気が付いていたのか?という無言の問いが発せられる前にミロはしたたかに笑ってカノンの口元を人差し指で押さえた
そして蠍のポーズをとって指をチョキの形に。ミロが笑いながら“蠍にはハサミが付いているからな”と言った
カノンは確信した。このそらっとぼけた恋人はとっくのとうに気が付いていたのだ。
いや、気が付いていたとかではなく…ワザと初手にグーにしていたのかもしれない。いや、そうに決まってる。間違いない
この秘密主義の恋人に弄ばれていた悔しさにカノンは地団駄を踏みたい心地だったが
ミロ「さ、約束だな。とりあえず服を脱げカノン」
捕食者の笑みに見つめられて…抵抗など、出来ぬ状態になってしまった。
***
カノン(おかしい…こんな筈では……)「うわっ!!」
ミロ「気が逸れているな?もっと塗り込めようか、ここへ」
カノン「う、ぁ…止めてくれ、もうっ ぅ、気が狂いそうだ…ミロ」
もじもじと身を捩らせて抵抗したが、ミロは容赦なく媚薬をたっぷりと秘所に追加してくれた。もう限界だ…!
頼む、と哀願すればミロは満足そうにそのクセの強い髪を掻き上げた。流れる青い髪から垣間見える貫くような視線に心が躍る
ミロが俺を持ち上げてサドルの上部へと誘導する。その禍々しい突起の上へと俺をゆっくりと降ろした
カノン「うぁっ、ァ、あ、アアッ!嫌だっ」
ミロ「踊るといいカノン、存分に堪能しろ。…ほら、足をかけて。これを漕ぐのだろう?」
カノン「ひあああああっっ! ミ、ミロッ そんな、無理だ!あ、やめてくれ」
ミロが無理矢理ペダルを回す。カノンの中で雄を模した張り型が抽送を激しくした。
そのうねりが強引に快楽を引きずり出していく 注文していた機能の、サドルから伝わる振動もカノンを十分に狂わせた
………………おかしい。
ミロ「無理ではないだろう?ほら、漕ぐのだ。アイオロスのようにな」
カノン「………な!?」
ミロ「知らないとでも思ったか?おめでたいな、カノン。」
ミロが酷薄に笑って、カノンの腰を引き掴むとサドルの上で上下させた。それにカノンは顎を反らせてのたうった
この性急に追い上げられる感覚は快楽よりも拷問に近い。だが戒められた雄ははち切れんばかりに解放を求めた
カノン「ひぎぃ…ミ、ミロ!ああ、あ、苦しい!出るっ出したい!」
ミロ「出させるものか。お前はこのミロと付き合っていながらどの面でアイオロスをその手に抱いた?」
囁かれた言葉に芯まで氷る。知られていた…。それに心が絶望に染まる
別にアイオロスに興味があった訳ではなかったのに。でもそれを言ったところで彼が許すとは思えなかった
きっと自分は捨てられる。この年下の恋人が全てだったのに。彼しか欲しくは無かったのに。
ミロ「許さない、絶対に。 俺以外見ないように躾直してやろう… そら、中でイクがいいカノン!」
カノン「う、あああ!ミロッミロォ」
捨てられる、そう思ったのに。
彼の瞳は真摯に自分を射抜き、熱っぽい囁きと共に叩き付けるような快楽を植え込んだ
熱い。体の奥が。彼に執着された歓びと 全て見抜かれていた恥ずかしさと。
思われていた深さに驚きと共にじわじわと歓びが。ほんの少しの恐怖を伴って身を浸していく
そのぞくりとするような感覚に持って行かれた。…支配されたい、彼に、ミロに、全てを。
…………………おかしい、だろ。ぎゃくだろ、逆!
ミロ「ほうら、カノン お前も存分に味わうと良い。これはお前が作ったのだろう?悦いだろう?カノン」
カノン「ミロ、ミロミロぉっ愛しているっ 愛して…お前が、欲しい!」
ミロがニヤリと笑ってキスをした
そして嬲るように尖らせた爪で肌をなぞる…それにどうしようもなく高ぶった
ミロ「やるものか、お前になど…。 いけ、それで達して見せろ。」
『手に入れるのは俺だけだ。お前になど何一つやりはしない』
ミロが熱っぽく囁いたかと思うと、カノンの戒めを外し強くペダルを回した
カノン「うあああああああああああああああ!!!!」
双児宮
叫びと共に飛び起きたカノンはしばらく現実が解らなくて辺りを見回し、“新型の玩具”が無いことを確認すると隣の部屋へ走った。
カノン「おい、サガ!!お前アイオロス好きか!?」
鬱の薬でまだまだ怠い体を起こした寝起きのサガは 実に嫌そ〜〜うな顔をしてから俄にニコッと笑った。
サガ「アイオロス?嫌いでは…ないよ。彼は良き同僚だ」(←神のような笑み)
その言葉を聞いたカノンは心底ほっとした様子で「ウワーハハハ!サガ、この大嘘つきが!」と黒サガのように笑って安堵した。
…全ては質の悪い夢だったようです。 〜ふぃん〜
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※ふぃん じゃね〜だろ自分。やりたい放題にも程が…うううっう、ううう…(←サガのような泣き声)
スンマセン。ホント色々スンマセン。夢オチなんで許して下さい。勝手CPとか色々いたしちゃって許してスンマセンっっ
てか、ホントコレ頂き物にくっつける文じゃないよ自分!猛省だよ猛省っっっ
ととと、とにかくなお様ごめんなさい。
全てのひとにごめんなさい。
生きてて、…いや、生まれてきてごめんなさい。
なお様、カノミロありがとう。
そして宝物、汚してごめんよ…ごめん。うううっっ(←以下エンドレス)
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