貰っちまったァ☆素敵なお漫画!!









ループして明日/佐東サト様♪


…から相互記念で頂いてしまった!!というか強請ったようなもの…私は当たり屋のように質が悪い。
そして贈られてきた素晴らしい漫画!…な、なんと萌萌なシチュなのですか!!!
(←鼻血)
どんなんで紛らわせたんですか!?サガ殿!!
サガミロシリアスという図々しいリクに こここ、こげな、すばらしかモンを!!
サト様、ほんっっっと〜〜にありがとうございますv
ワタクシ、サガミロも大好き人間でございますですのよっっ
↓以下、サト様が書かれていた補足を勝手に要約。

双児宮 午後のお茶会でのワンシーン
ミロに妄想では色々しちゃってるサガなのですが実際には手が出せなくて。
で、欲望を似た子で紛らわしてしまったイケナイ28才 奥手なダーリン
&
それを知って燃え上がってしまったイケナイ20のハニー


歪んだカップル!!!
(←鼻から大出血)


あああ!もう、堪りませぬっ
…で、この素敵漫画にこんな妄想いらないだろうにっこの、右手めっ左手めっっこのっ!このっ!!
でも…やはり妄想してしまったorz 以下触発された自分妄想也↓
ニュアンスが微妙に違うと思うので、この完成された空気を壊したくないお方はブラウザばっくばっく☆



深夜の双児宮、私は寝付けなくて何度も寝返りを打った。
頭によぎるのは愛しいミロの悩ましい姿態
それを私は頭の中で何度も汚す
現実では、手を握るのがやっとだというのに。


あらぬ体勢を強いて。 何度も、泣き叫んでも。 組み敷いて思うがままに劣情を叩き付け 植え付ける。
誘ったのはお前だと なじって、犯し 貪って煽る。 欲望を堪能する ミロの哀願に恍惚を感じる

――――卑猥のかぎりを尽くす。


ああ、違う。違うのだ!私はあの子をこんな風にしたい訳じゃない
大事に、大事に慈しみたいのだ。今度こそ関係を壊してしまわないように、優しく 大切に愛してあげたかった。
あの、雛のように私に付いてくるミロ。それを抱きしめて、私は保護者の愛 無償の愛を彼に贈りたい

『そんな事は 無理だな アヤツも 我らも もう 幾つ 年を重ねたと 思う?』

ああ、黙れ黙れ黙れッ!!
だけれど私は戻りたいのだ!あの緩やかな時に、穏やかな日々をやり直したいと願って何が悪い!!

『こぼれ落ちた 時計の砂は 戻らぬ 零れた ミルクも しかり。 それは 欺瞞だと 何故 気が付かぬ?』

「煩い!!!」

自分に叫んで宮を飛び出た。とにかくこの熱い躰を静めたかった。
宮を出て、ふらつく。行き着いた先はミロに似た金髪の、少年が住むあばら屋で。
「サガ様??な、なぜこのような…!!」
抱きついて唇を奪う。一応同意を得て体を重ねる
自分の容姿も、立場も、彼の心も承知していてそれを利用した。ああ、私は何処まで最低なのだろう
彼にミロを重ねて思いのままに欲望を吐き出した



***



(サガ?)

朝早くアイオリアに付き合わされて鍛錬をしていると遠くにサガが見えた。
だけれど、どこか乱れた金の髪の少年がサガに熱っぽくまとわりついていて…

――――これは、もしかして

綺麗に少年に笑うサガ
ああ、この笑いは飛び切りの社交辞令仕様だ。
その理由は?決まっている。しでかしたことを取り繕うため。サガはいつもそう
少年の飛び跳ねた金の癖毛が俺に似ていると思った どこか雰囲気も似ていなくはない
サガの顔色がいつもより良いと思った
あれは事後だな、と分かった。
二人はどこか夜の艶がまだ残っていた。

普通はそれに怒るのだろうけど…

「ミロ?」
「ああ、悪いアイオリア で、次は組み手?」
「そうだが…何をニヤニヤしている」
「いや、ちょっとね…」

変な奴め、と肩を竦めたアイオリアに足払いを仕掛けてその日の組み手が口火を切った



***



午後の双児宮 気だるい日差し 匂い立つ紅茶の香り 甘いお茶菓子 心地よい風
迷宮の庭でアリスのお茶会 腹に秘密を抱えながら 恋人達は向かい合い 微笑んでカードを切り合う

「なぁなぁ、サガー サガって俺のこと 似た子で紛らわせたことある?」
「ぶ――――ッ」

茶を吹いたサガにきたねーなァと笑いながらサガを見る。サガは大あわてしながら狼狽えた
そんな様にミロは微笑を浮かべながらゆったりとした手つきで紅茶を一口飲み干した
次のカードをゆっくりと切る

「俺、知ってるからイーんだけど」
「え?」

そっとサガに手を伸ばす
カミュが俺はサドだと良く言っていたけど今初めてそうかもしれないと思った
それからマゾでもあるのかもと。
サガが俺じゃない誰かを抱く事実に憤死しそうだ
だけれど俺に触れられず、俺を思いながら他人を抱くアンタを想像したら堪らなく興奮した。

「大好きだよ、サガ」

なぁ、サガ どんな風に俺を思って身代わりを抱いた?
どんな快感を得た? なぁ、俺を思って身を焦がすのはどんな気持ちだ?苦しい?切ない?

「大好き…」

それがとても苦しければいいと思う。飛び切り切なければいい。
俺を思って、アンタがいっぱいになってしまえばいいと思った
だから、手を出せないのを承知で俺はサガにそっと触れる。
それは正直、自分も苦しいのだけれど…でもそれすらも快感だった。
精神が高ぶって高揚する それは優しく抉り合う愛撫





ミロが私にそっと触れる
それに私の獣が、私の闇が ムクリと顔を上げそうになる
欲しい、欲しくて苦しい… 死にそうなくらい、お前を欲している!
喉が鳴る。もう飢えて死にそうなのに、それでも心は躊躇い続ける
手が震えた。妖しい妄想が頭の中を黒く染め上げる

このまま朝まで絡み合いたい 引き裂くように貪り尽くしたい
劣情を干からびるまで飲み干したい いっそ迷宮に引きずり込んで閉じこめてしまおうか?

ミロの指が首に触れた 熱っぽい瞳に引き込まれそうだ
柔らかな唇を思う存分堪能したい 身を蛇のように絡ませ合いたい…


『いい加減 認めればよいものを…』


私は触れたミロの手をゆっくりと取ってにっこりと微笑んだ

「…何の話だい?ミロ」

誰もを騙し続けた仮面を付けて そっとミロの手に触れる。サガもカードを切った
切なく苦しくてもいい。ミロが自分を欲しているのも知っている。
誘うような媚態は、日に日に妖艶さを増して自分を魅了している

「私は、お前だけだよ。何か変な噂でも耳にしたのかな?流しなさい、真実では無いよ」

…だけれど、それでいいと思った
心が、ミロでいっぱいになってしまえば良い。ミロの心も私でいっぱいになってしまえばいいと思う
相変わらず自虐的だな、と思う。そして嗜虐的でもあると。
ミロが私を思って切ない夜を過ごすかもしれないと思うと、気分が高揚した。
密かに泣いて、私を求めれば良いと思う。
それを思うと私も苦しいのだけれど、それが堪らない快感でもあるのだ
精神が高ぶって高揚する それは優しく抉り合う愛撫

「私も大好きだよ、ミロ」





迷宮のお茶会 恋人達は 歪んだ恋慕をこっそりと隠して 茶葉の香りを楽しんだ。

追い詰められるだけ追い詰めて
弱くて卑怯な恋人達は 互いを優しく抉り合う




(END)






ミロ「サガの嘘つき」サガ「私は嘘など付かないよ、ミロ(にこっ)」



ぐわっ変なモン付けて申し訳ないです!!あ、ちょっと違うっコレヤダ!!とかお思いでしたらすぐ外します。
相変わらず暴走野郎でゴメンナサイですっっでも痛いサガミロ、ううう〜〜っ超萌えました。
佐東様、ありがとうございましたぁぁ!!!!!大好きですv