女神「さ、練習を始めますよ皆さん」
サガ&カミュ「ま、待ってください女神!!何故カノンが王子なのです」
女神「ラストしか出てきませんし良いではありませんか。カノンよりも貴方たちの方がオイシイのですよ?」
カミュ&サガ「???????」
女神「さ、始めますよ?ではシーン1魔女(継母)カミュと鏡のリア!」
カミュ「う…ううう…」
女神「さ!台本通り行くのですカミュッ体当たりの演技です!!」
パンパン!女神沙織が手を打ち鳴らすとハリウッドから呼び寄せられた撮影隊がカミュにライトを当てカメラを回し始めた
−シーン1−
カミュ「…か、鏡よ……世界で一番美しいのは私の筈だ。違うか?」(←けっこうノリノリ)
リア「いえ、ミロが一番です」
カミュ「(ムカ!!)…お前の目は節穴だ……良く見ろ、私がこの世で一番美しかろう…」(←大胆にポーズを取る和菓子)
リア「まるでミスティのようだぞカミュ(汗) だが、一番はミロだ …!!うわっ何をする」
カミュ「……フ、手が滑っただけだ…」
リアが光速でかわしたカミュの拳は白い壁にめり込んでいた。それに鏡(リア)は戦闘態勢に入る、カミュの腕が水瓶の形に!!
『オーロラ・エクスキューション!!』
『ライトニング・プラズマァァァ!!』
やがて千日戦争の形になり、二人は互いを殺るのを諦め息を整えた。
ナレーション(女神)「二人はボロボロになりながらも戦いを休戦させると、互いを健闘し合い身を絡め合いました」
カミュ「……は?」
リア「はぁぁ!?ア、アテナ??」
ナレーション(女神)「二人は互いを認め合い、組んず解れつ身を絡め合って濃厚に愛し合いました。」
カミュ「……………………………………」(←顔が真っ青でフリーズ)
リア「あああ、アテナ??」(←信じられないものを聞いて現実を受け止められない)
女神「もうっ!カット!カァァァーーーット!!ダメじゃないですか二人とも!」
サガ「あ、あの女神 この台本は?…(汗)」
女神「良いですか!?カミュ!!この舞台は貴方とミロが肝なのですよ!?特に貴方には娼婦のように演じて貰わなければ」
その時皆は台本に改めて目を通し、…一気に青ざめた。これは本当に白雪姫なのか??
女神「リア×カミュでもカミュ×リアでもリバーシブルでも構いません!さぁっ愛し合うのですっっっ」
カミュ「………………………………(ふるふるっ)」←首を振って滝涙。顔が真っ青
リア「…………………ははっ、まてよ〜魔鈴!」←滝涙を流しながら違う世界へ逃避
女神「もう、困りましたね。(プンプン)で、何か言いましたか?サガ」
サガ「は、はい女神。これはもう白雪姫ではないのでは…」
女神「良いじゃないですか。だって7人の小人がレ○プする話なんですし、もっと濡れ場を入れたって。」
ムウ「は?女神、原作にそんな事ありましたか?それにこの小人の乱交シーン、シャカとの絡みはちょっと無理です」
女神「どちらでも良いと書いてあるのに。ではアルデバラン×ムウなら良いですか?ポピュラーですし…」
ムウ「お断りします」←即答
蟹「おおお、おい!この腐った台本何だ!?おれっPiはぜってぇやらねえぞクソ女神!!」
女神「黙りなさい、蟹!貴方が受けという破格待遇を歓び受け入れなさい!シュラ×蟹 魚×蟹 良いじゃありませんか!」
魚&山羊「ひぃぃぃぃ――――――――デスが受!?」
童虎「女神!ワシが狩人なのはいいが、カミュに色仕掛けされ ミロに悪戯するとは一体??」
女神「(怒)たつみぃ〜〜〜お茶!!」
女神が進まぬ劇に腹を立て休憩に入った。
皆は改めて台本を見せ合い、物語の全貌を知る。
台本はB級ポルノと化していた。以下大まかなあらすじ―――――
☆鏡と魔女が殺し合いの喧嘩→愛し合う リア×カミュ ※リバ可
☆魔女、王と絡み合う カミュ×シオン ※カミュが攻めなのがツボ (←笑)
☆魔女、狩人に殺人を依頼 ドウコ×カミュ ※襲い受けで
☆狩人、幼い白雪姫にムラムラし悪戯をする ドウコ×ミロ ※あくまで悪戯。
☆8人の小人、いつものように乱交三昧 サガ×ロス※逆不可 シャカ×ムウ※逆リバ可 牛×乙女(←え?)
シュラ×蟹 魚×蟹 アフロ×シュラ(←笑) 黒サガ×アフロ 黒サガ×蟹 黒サガ×ロス シュラ×ロス
☆白雪姫小人の小屋で輪○される ミロ総受け ※一部逆可 ※複数可
☆白雪姫、留守番中に魔女が尋ね、毒(催淫剤)リンゴを食べさせられ犯される カミュ×ミロ
☆白雪姫のあまりの乱れように魔女は困惑。オーロラエクスキューションで氷らせ犯す カミュ×ミロ ※死○風味
☆小人が泣き濡れ棺に入れられた白雪姫、王子が貰う カノン×ミロ ※○姦風味
☆白雪姫、王子とOOOで温かくなり生き返る。ハッピーエンド カノン×ミロ
☆継母(魔女)皆に折檻される カミュ総受け ※鬼畜プレイで (←多分コレが女神の目玉 笑)
一同『何なんだ、この腐った台本はっっっっ!!!!(怒)』
もちろんこの台本が実現される訳は無く、暫く女神と彼らはギャンギャン怒鳴り合った。
一方その頃のミロ
ミロ「ん〜〜わ、た、し、は………これは、何と読むのだ??」(←棒読みなうえ漢字が読めない)
ミロ「あ、リンゴ!いただき〜(ぱく☆)」
ミロが台本を読みながら小道具として用意されていたリンゴを囓る
それは女神の台本通りの媚薬入りとは露知らず。
ミロ「うう〜〜〜、う〜〜、熱、い」
やがてミロは悶えながら用意されていた花入り棺でゴロゴロした。意識が半分朦朧としていた。
そこにタイミング良く小遣い稼ぎ(←笑)で遅れたカノンが王子の衣装でやって来た。ミロに気が付いて嬉しそうに駆け寄る
カノン「おい、…??おい、ミロ?寝てるのか?」
ミロ「ウン……あ、…ノン〜〜」
カノン「!……お、おい!ミロ?」
抱きつくミロにカノンの鼓動は高まる。ミロの何時にもない媚態にカノンは魅せられ引き込まれそうになる
ミロが無意識に唇をカノンに寄せた、それにカノンは身を委ねようとする…
が…
カノン「どうした。体が熱いな、熱か?」
カノンはミロの頭をポン、と撫でて優しくあやした(←幸福慣れしてない為据え膳喰い損ねるタイプ。笑)
だがしかし振り返れば奴の影、あまりの台本に絶望していたカミュはミロを凍らせて手の届かぬようにとやって来ていた
タイミング悪く顔を寄せ合った二人を目撃し、さらに絶望し滝の涙を流すカミュ ……手が水瓶の形にっっ!
カミュ「お前が汚されるくらいならば、眠れミロ!」『フリージング・コフィンンン』
カキン☆
舞台の裏には氷のオブジェ
それをたまたま発見した年中3人と童虎は顔を合わせて笑い合った
蟹「幸せそうに氷ってやがるな、これこのまま展示した方が受けんじゃね〜の文化祭」
アフロ「ロマンチックだ、愚弟もこんな顔するんだね。黙ってれば王子ははまり役だし、良い感じv」
シュラ「だが…このまま氷らせて置く訳にはいくまい。老師」
童虎「おう、今出してやるわ。…だが、惜しくなるくらいの瞬間じゃのう」
氷の世界には棺から花を散らせて、白雪姫扮したミロがバラ色の頬で王子に笑いかける
それに穏やかに微笑みかける、王子扮したカノン
まるでおとぎ話のワンシーンのような見事なそれに、居合わせた4人は笑い合った。
結局文化祭の演劇は普通の白雪姫で幕を閉じ、しっかりとフィルムに収められた。(女神は最後までぶうぶう言った)
もちろん氷らされた2人はその後風邪を引き、ミロに至ってはその時記憶も無くなっていた。だけれど
ミロ「あれ?こんなシーン撮ったっけ?」
カノン「ん?合成か何かだろ」
白雪姫のパンフレットの表紙には氷の中で微笑み合う2人 それにカノンは密かに赤面するのだった。
※蟹が気を利かせて写真に収めてくれていたので見事表紙に。朔様がカノミロお好きらしいのであま〜く仕上げてみました!
それにしても女神!!腐りすぎた13才よ。ウチの女神は鬼畜好き、カミュ受け好み、ロス受け好み、なのですね。(大笑)
因みにアレはウチの女神の嗜好であって、私の嗜好にあらず。まぁ節操ないのは一緒です。
あ、それとキャストを勝手に増やして御免なさいっっ 王様:シオン 狩人:童虎 でした!
ちょっと書くつもりが暴走&長くなってしまったぁ〜〜。(汗)こんなん付けてゴメンナサイ朔様。はうっ
これに懲りずにまた遊びに来てくださいませv
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